急かされようが資金不足な訳
二度とやらぬわ!「お怒り?」勿論!堪忍袋の尾が切れた絶交!「なにと?」勿論、一人暮らしとよ。「随分変わった表現ね」
ふん、糞!思い出せば思い出す程、怒りがふつふつ・・・困った。「友人の僕で良けりゃ、相談聞きますぜ?」おう是非!「事の発端は?」「大分最初だな」親曰く、三十路過ぎ家を出ぬは恥とか、ぬかす訳よ。「まー、ちょっと遅せーよな」そっかぁ、やっぱ?「当然そう思うよ」
貯金とかせん方でねぇ。結局、急かされようが資金不足な訳さ。「じゃ、どう工面を?」親しかありません。「あー、家賃も?」無論。「お前酷すぎね?」
「それさ。結局お前が家を出ようと出まいが、出費変わらんじゃん」でも朝昼晩、飯作ったり面倒見る必要失せ、ようやく安心とか。「随分大変だったんだな」滅茶苦茶疲れたよ。「貴様じゃねー!」相談前より言葉遣い荒いぞ、傷つくわ。
「あまりに駄目過ぎて」誰が?「YOU」マジ?「自覚しろ」うぅ、親友が俺を苛める。